競馬研究所

競馬を楽しみながら日々研究していくブログです。予想技術はもちろん、馬券構築技術も鍛えていきたいです。

過去5年函館スプリントステークスの傾向を調べてみました。

こんにちは。
ししゃものあたまです。

今日は今週行われる「函館スプリントステークス」の過去5年のデータを調べて、傾向を探って行こうと思います。

先週までは各種傾向を毎日少しづつ記事にしてきましたが、予想時間を増やすためにある程度まとめて行こうと思います。

今日は過去5年のペース指数、好走脚質、好走血統、好走馬の前走距離、枠番傾向、特別登録段階でのペースメーカーとペース指数の想定を行っていきたいと思います。

長文になりますが、何卒お付き合いください。

それでは早速行ってみましょう。

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◆ペース指数の傾向、後半3Fレースラップ
(ラップタイムの赤字は平均1Fタイムより速い区間

2016年
ペース指数 <-3>
後半3F 11.5-11.3-11.6

2015年
ペース指数  <-7>
後半3F 11.6-11.8-11.9

2014年
ペース指数 <-3>
後半3F 11.4-11.3-12.0

2013年
ペース指数 <-1>
後半3F 11.6-11.0-11.8

2012年
ペース指数<-2>
後半3F 11.9-11.4-11.8

【解説】
過去5年ペース指数が平均以上になったことはありません。
短距離戦らしく、比較的前傾ラップになる傾向があります。
スローにはならないと思っておいていいでしょう。
ラップ傾向としては、とにかくラスト1Fの時点で大きく時計がかかっていることから、最後はスタミナ勝負となる展開ばかりです。
上り勝負よりもスタミナに特化した馬がいいと思います。

 

◆脚質傾向
(左から着順・単オッズ・脚質・通過順。人気薄は赤字

2016年 <-3>
1 39.4 先行 2- 2
2   6.0 先行 4- 4
3   8.1 差し 7- 7

2015年 <-7>
1 6.3 追込 16-14
2 78.7 追込 14-14
3 52.0 追込 11-12

2014年 <-3>
1 35.9 差し 9- 6
2 21.0 追込 12-13
3 12.1 差し 12-10

2013年 <-1>
1 18.0 先行 2- 2
2 12.4 差し 5- 5
3   6.4 逃げ 1- 1

2012年 <-2>
1     6.7 先行 6- 4
2     1.3 先行 4- 4
3 211.5 追込 11-10

好走馬
逃げ1 先行5 差し4 追込5
人気薄好走馬
逃げ0 先行2 差し3 追込4

【解説】
小回りの函館競馬場の芝コースですが、差し追込み馬が有利です。
これはペースが速くなりやすい上にパワーのいる洋芝であることが要因でしょう。
人気薄好走馬についても傾向は躊躇で、差し追込み馬の方が穴馬が多い印象です。
ただペース指数がー2よりも大きい、平均よりのペースになると先行馬の好走が目立ちます。基本差し馬狙いで良さそうですが、出走馬によっては柔軟に対応しなければいけないと思います。

 

◆血統傾向
(左から着順・単オッズ・種牡馬・母父馬。人気薄は赤字

2016年 <-3>
1 39.4 ダイワメジャー ジャングルポケット
2   6.0 キンシャサノキセキ Kingmambo
3   8.1 キングカメハメハ マーベラスサンデー

2015年 <-7>
1   6.3 ストーミングホーム Green Desert
2 78.7 クロフネ サクラユタカオー
3 52.0 クロフネ サクラバクシンオー

2014年 <-3>
1 35.9 マンハッタンカフェ ジェネラス
2 21.0 ウォーエンブレム Singspiel
3 12.1 バゴ ステイゴールド

2013年 <-1>
1 18.0 スウェプトオーヴァー フジキセキ
2 12.4 ディープインパクト Souvenir Copy
3   6.4 ファルブラヴ ダンスインザダーク

2012年 <-2>
1     6.7 ロージズインメイ マイネルラヴ
2     1.3 キングカメハメハ Storm Cat
3 211.5 コマンダーインチーフ Saint Ballado

【解説】
特にこれといった傾向はありませんが、毎年来ている血統は、父か母父がミスタープロスペクター系の血統です。洋芝なので、パワーがいるということが言えると思います。
全体的にダートが走れそうな血統の馬が良さそう。
ちなみにディープインパクト産駒の馬の好走が少ないのもポイントですね。
人気のディープインパクト産駒がいれば、嫌ってみてもいいのではないでしょうか。

 

◆好走馬の前走距離傾向
(左から着順・単オッズ・前走距離・前走着順。人気薄は赤字

2016年 <-3>
1 39.4 芝1600 17
2   6.0 芝1600 12
3   8.1 芝1600 10

2015年 <-7>
1   6.3 芝1200 1
2 78.7 芝1000 3
3 52.0 芝1600 16

2014年 <-3>
1 35.9 芝1200 11
2 21.0 芝1600 11
3 12.1 芝2400 12

2013年 <-1>
1 18.0 芝1400 14
2 12.4 芝1200 4
3   6.4 芝1200 2

2012年 <-2>
1     6.7 芝1400 1
2     1.3 芝1200 3
3 211.5 芝1400 10

好走馬
距離延長1 同距離5 距離短縮9
人気薄好走馬
距離延長1 同距離1距離短縮6

【解説】
まず距離短縮組の好走が圧倒的数字を示しています。
人気薄好走馬も距離短縮組が多く、やはりスタミナが問われるレースであるということの裏付けではないでしょうか。
逆に不利なのは距離延長組。そもそも1200m戦ということもあり、分母が少ないということもありますが、距離延長組の成績は0-1-0-8と全く期待できないのは変わりありません。
狙うなら延長組もしくは前走と同距離の馬がいいでしょう。
ただ一つ気になるのは、2015年のようにペースが極端に速くなったレースは、距離延長組に注意を払った方がいいでしょう。

 

◆好走馬の枠番傾向
(左から着順・単オッズ・枠番。人気薄は赤字

2016年<-3>
1 39.4 8枠
2   6.0 2枠 
3   8.1 1枠

2015年 <-7>
1   6.3 5枠
2 78.7 8枠 
3 52.0 7枠

2014年 <-3>
1 35.9 3枠
2 21.0 6枠 
3 12.1 6枠

2013年 <-1>
1 18.0 7枠
2 12.4 3枠 
3   6.4 1枠

2012年 <-2>
1     6.7 2枠 
2     1.3 1枠 
3 211.5 8枠

好走馬
内5 内中2 中外3 外5
人気薄好走馬
内0 内中2 中外2 外5

【解説】
好走馬という枠で見ると内外はほぼ互角です。
しかし人気薄好走馬という枠で考えてみると圧倒的に外枠が有利です。
かなりのバイアスが出ていますので、枠順は重要度が高いです。
予想には重視しましょう。

 

◆ペースメーカーとペース指数の想定

特別登録段階ですが、ペースメーカーとペース指数の想定も行っておきましょう。
前走逃げた馬は2頭います。
・イッテツ
シュウジ
2頭のレース結果を見てみるとイッテツ演出したペース指数は「-4」、シュウジの演出したペース指数は「-3」。
シュウジの前々走は番手に控える先行競馬、イッテツは3走連続で逃げをうっていることから、ハナを奪うのはイッテツになりそう。
ペース指数は2頭がハナを奪い合うことが予想されるため、「-6」ぐらいを想定しておきます。
想定ペースメーカー イッテツ
想定ペース指数 -6

 

◆まとめ

今日は過去5年のペース指数、好走脚質、好走血統、好走馬の前走距離、枠番傾向を見ていきました。特別登録段階ですが、ペースメーカーとペース指数の想定もしてみました。
いかがでしたでしょうか。
今日調べたことを元に、週末までじっくりと予想を組み立てておきたいと思います。
現段階で気になっている馬がいますので、ブログランキングの紹介文に書いておきます。
おそらく何らかの印は打つと思いますので、気になる方は見てみてください。


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